生地について | 着物は主に古布を使っています。 古着や海外のデッドストック生地、最近の生地など 何でもカラットが気に入った生地をミックスして作品を作っています。 選ぶ基準はズバリ、カラットが気に入った柄、色です。 渋い系、派手系、オモシロ柄系など3人がそれぞれ好みの生地を選んでいます。 なので素材も正絹・ウール・綿・化繊などいろいろです。 着物や古着は昔誰かが使っていた物だから汚れてて当たり前と思ってます。 だから多少のシミや汚れ・擦り切れや穴は 「これも古布の歴史的魅力」で気にせず使用しています。 でもカラットの判断基準から使用に耐えない部分は省いてます。 |
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作品になるまで | 着物の場合 @まず着物をほどきます。 着物ってすごいですよね。全て手縫い。 何度もつぎはぎしてあるのとか裏が素晴らしい生地とか この着物がカラットに来るまでの歴史に思いを馳せます。。。。 そして縫い方が千差万別。性格が出ますね(笑) きっちり縫ってあるもの、割とラフに縫ってるもの、お直しの仕方などなど いろいろあって楽しいかも。。。。 A洗濯して生乾きのうちにアイロンをかけて乾燥させます。 色落ちしないかとか縮みとかチェックします。 このときドキドキしますね。色落ちして色移りするものもあって そういうのは使えないですからね〜。 あまりにも弱いものも使えません。 B接着芯を張ります。 上手に張れるように神経を使います。 少し根気が要るかも知れません。 作るものによっては樹脂コーテイングをかけます。 猛毒マスクをかけながらの作業で命掛けです(笑) においで頭をやられます。。。。 Cいろんな作品に変わっていきます。 2人の気の向くままに張り合わされていきます。 自分の好きなのを使うのでそれぞれ使う生地が偏ります。 ですからカラット内ではだれが作ったか一目で分かります。 またデニムと合わせた作品が多い為 縫う時かなり厚手になり苦労します。ミシンさんありがとう! 古着の場合はお洗濯済なのが多いので あまりほどかないでそのまま切って使ってます。 こうやって見ると着物って全て直線だから無駄が無い。ビバ!日本文化! 洋服は丸くカットされてたりするので生地として見ると取りづらいかも・・・ でもカーテンとかベッドカバーは本当にかわいい! こんなのに囲まれて寝てみたい。ビバ!西洋文化! |
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樹脂コーテイングについて 特徴としては手触りがぬるっとしてる、ざらっとした感じになります。 古い着物は弱い為擦り切れやすくなってます。 バッグや小物にするとどうしても擦れ易くなります カラットとしても本来の生地の手触りの方が好きなのですが いろいろ考えた結果少しでも長く使えるのならばと思い使用しています。 (全ての作品ではなく、必要と思うものだけにです) ご理解のうえご購入いただきますようお願いいたします。 |
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取り扱いについて |
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